3度の飯より節税が好きな私です。
個人年金保険料控除については、過去に何度か書いておりますが、より現実味のある数字を使って書きたいと思います。かつ、自分自身がどれだけ節約できているか確認したいと思います。
個人年金保険料控除を語る上で個人的に外せないのがこちらのサイト
すごくわかりやすいです。
個人年金保険料控除とは、個人年金保険の掛金分のうち一定額をを所得から控除できますよという制度です。
ただし、こちらの制度を利用する際には条件と注意点があります。
まず条件とは?
(イ) 年金の受取人は、保険料もしくは掛金の払込みをする者、またはその配偶者となっている契約であること。
(ロ) 保険料等は、年金の支払を受けるまでに10年以上の期間にわたって、定期に支払う契約であること。
(ハ) 年金の支払は、年金受取人の年齢が原則として満60歳になってから支払うとされている10年以上の定期または終身の年金であること。
No.1141 生命保険料控除の対象となる保険契約等|国税庁より
簡単に言い換えますと、個人年金の受け取りは掛けた本人か配偶者しかだめで、10年以上の支払いが行われ、60歳になってから10年以上または亡くなるまで受け取るような契約じゃないとだめですよというものです。
ちなみに、覚えなくても保険会社で税制適格特約を付けてくださいと言えば、条件に合致した形の個人年金保険を作成してくれます。
次に注意点です!
こちらの制度は掛金を所得から控除しますが、いくらでも控除できるわけではありません!
1,000,000円掛けても1,000,000円所得から控除されるわけではございません(´・ω・`)
控除の対象となる掛金は最大で80,000円です。
さらに実際に控除される金額は掛金が80,000円の半分40,000円になります。
そして、そもそも所得税かからなければなにも意味がないです。
さて、ここからが本題のどれだけ節税になるのかというお話です。
個人年金で節税する話 - 投資と節約でセミリタイアする こたつ夫婦日記
過去の記事では所得税率20%として、計算しましたが確認すると私の所得税率って10%になるんですよね。
それでは計算していきましょう!
年間80,000円の個人年金に加入すると40,000円の所得控除を受けることができます。
所得税については、40,000円
40,000円の控除による節税効果は
所得税)
40,000円×10%=4,000円
そして、住民税算定にあたっても控除を受けることができます。
住民税については、対象となる掛金が最大56,000円で28,000円の控除を受けることができます。また、住民税は一律10%なので
住民税)
28,000円×10%=2,800円
になります。
合計すると6,800円!!
たかが6,800円と思うかもしれませんが、これを生み出すのは年間80,000円という掛金です。
仮に利回りを出すとすると、6,800円÷80,000円=0.085→8.5%になります。
この数字って、某指数の過去の平均よりも上になったりならなかったり・・・
節約の第二歩といたしましたが、投資の第二歩としてもよいかもしれないです。
ちなみに、大体10年かけると解約金=掛金になる商品もあるので、そこで高配当ETFに乗り換えるのもありかもしれない。そして、新たに個人年金を契約するという方法もありだと思います!
ちなみにちなみに、
所得税率が5%ならどうなるのか
40,000円×5%=2,000円
28,000円×10%=2,800円
合計4,800円の節税で
4,800円÷80,000円=0.06→6%
これでも6%の利回りです。
まだつづきます。
節約として、個人年金の話はまだ終わりません。
上記の保険商品を口座引き落としで契約しようとしていません?
NO(`・ω・´)シ
保険契約でもポイントが付くクレジットカードでの支払いにしましょう☆
契約する保険会社もクレジットカード不可なら別の保険会社を検討してください☆
クレジットカード支払いで1%のポイントを手に入れることができたら、
上記の利回りにプラス1%することができます。
所得税率10%の方なら→9.5%!
所得税率5%の方でも→7%!
やらない理由がないくらいの利回りではないでしょうか・・・!?
保険は不要と思っておられる方も、生命保険、医療保険は別として保険会社のHPや相乗り店舗に行ってみて個人年金について、一度聞いてみてはいかがでしょう?
以上節約の第2歩~個人年金保険料控除~でした🌼