米国の高配当ETFを利用することで、配当金生活を実現するには、具体的にどの銘柄にいくら投資すればいいのでしょうか?
人気の高配当ETFの中からVYMとJEPIを選んで考えてみます。
まず2つのETFについて紹介します。
VYM(バンガード ハイ・ディヴィデンド・イールドETF)
→バンガード・ハイディビデンド・イールドETF(Vanguard High Dividend Yield ETF)は 、米国籍のETF(上場投資信託)。平均以上の配当を出す普通株で構成されるFTSEハイデ ィビデンド・イールド指数に連動する投資成果を目的とする。時価総額加重平均を用いて保有銘柄のウエートを算定。
JEPI(ジェイアイシーマーケットベクトルズ グローバル・エクイティ・プラス・インカムETF)
→オプション、米国大型株への投資を行うアクティブ型ETF。
毎月分配かつS&P500と比較してボラティリティ・・・・に低くなることを目指す。www.sbisec.co.jp
となります(ざっくり)
VYMは米国高配当ETFの代表格といってもいいほど人気も増配等の実績もあります。
JEPIはVYMに比べると新しくできたETFになり、人気がでて資産の流入も多いです。
実際に保有していますが、
VYM下がれば買う買う!
JEPIは下がれば・・・このまま下がる・・・・あっ下がらないやっぱり買うという感じです。
(超感覚的感想)
投資額と配当金の関係
→高配当ETFに投資する際には、投資額と配当金の関係を理解することが重要です。
具体的には、VYMやJEPIにいくら投資すれば年間300万円の配当金を得ることができるのでしょうか?
VYM→300万÷3.13%=95,846,645円
JEPI→300万÷10.22%=29,354,207円
配当利回りは大好きなサイト
さんの配当利回りを参照しております。
VYMだと約9600万円 JEPIだと約3000万円 が必要ということになります。
しかもこれは税引き前なので手取りでもらおうとするともっとかかることになりますね。
VYMで安定的に行こうと思うのとJEPIに突っ込むのとでは6600万円もの差が出ております。(直近でJEPIの配当が下がっているのであくまでこの1年間の利回りだけで見ております。)
さすがにJEPIオンリーでは不安になるのでVYM:JEPI=1:1で行くと
VYMが4800万円 JEPIが1500万円 併せて6300万円で年間配当300万円に到達します。
この数字なら何とかたどり着けそうな気がしてきます。
☆リスクとリターンのバランスを考慮する
もちろん高配当ETFは高配当という精神安定剤的な役割を持っていますが、
高配当を追求する一方で、リスクも存在します。
高配当投資家は、リスクとリターンのバランスを考慮しながら、自身の投資目標に合ったETFを選ぶことが重要です。
まとめ
米国の高配当ETFを利用することで、配当金生活を実現することができます。投資家は、自身の投資目標やリスク許容度に合わせて、VYMやJEPIなどのETFを選ぶことが重要です。投資額と配当金の関係を理解し、リスクとリターンのバランスを考慮しながら、将来の安定した収入を得るための投資を進めましょう。