昨日娘が図書館で「かさじぞう」を借りました。有名な日本の昔話ですよね✨私も久しぶりに読みました。
かさじぞうにも色々な話があるのですね。私が小さい頃読んだのは、笠売りのおじいさんが町に行く道中、頭に雪の被ったお地蔵様を気の毒に思い、売り物の笠を五つと、自分の笠をお地蔵様に被せてあげるという話だったのですが、娘が借りて来た本は最後のお地蔵様に自分の履いていたふんどしを被せてあげるという内容でした。
え?!ふんどし?!しかも自分が履いていた?!
と大人的には少しびっくり&ツッコミどころ満載だったのですが、三歳の娘に
「おじいさん、帽子が足りなかったから、自分の履いていたおパンツをお地蔵さんの頭に被せてあげたんだって」
とわかるように説明したところ、
「おじいさん、なんて優しいんだろう」
としみじみと感動している返答が返って来ました。
内心、おパンツなんて被せたらあかんなぁ、とかいう反応を想像していたので、少し驚きました。でもそのとき思ったんです。子どもが純粋におじいさん優しいなぁ、と思ったように、お地蔵様もおじいさんの気持ちが嬉しかったんだろうなぁ、と✨
来年から幼稚園に行く娘。色んな人と関わることで、悲しい思いや辛い思いをすることもきっとあるだろうけど、大きくなっても、その純粋で無垢な心だけはずっと持っていて欲しいな、と親として思うのでした✨
娘とお地蔵様にピュアな気持ちを思い出させてもらった、ある午後の日のお話でした✨